TRF(ティーアールエフ、TK Rave Factory)は、ダンスを中心とした日本の5人組音楽グループである。ボーカル + DJ + ダンサーからなるユニット構成。1996年までは小文字の「trf」として活動していた。1992年9月結成、1993年2月にメジャーデビュー。海外レコードの卸会社でしかなかったavexが邦楽アーティストに取り組み始めた最初期から所属している古参グループで、日本初のレイヴ・ユニットである。名の由来はTK RAVE FACTORY(=小室哲哉のレイヴ工房)から取った物。
目次 [非表示]
1 メンバー
2 来歴
2.1 1992年-
2.2 1996年-
2.3 2000年-
2.4 2006年-
3 作品
3.1 シングル
3.1.1 リミックスシングル
3.1.2 配信限定シングル
3.2 アルバム
3.2.1 スタジオアルバム
3.2.2 リミックスアルバム
3.2.3 ベストアルバム
3.2.4 その他のアルバム
3.3 日本未発売のCD
3.3.1 シングル
3.3.2 アルバム
3.4 映像作品
3.5 参加作品
4 TV出演・受賞各賞一覧
4.1 記録
4.2 CM出演
5 コンサート・イベント
6 ラジオ番組
7 TRFのコンサートスタイル
8 備考
9 カバー
10 関連項目
11 脚注
12 外部リンク
メンバー [編集]
DJ KOO(ディージェイ・コー)
本名:高瀬 浩一(たかせ こういち、1961年8月8日 -、東京都出身)、ラップ・DJ・サウンドクリエイト担当、リーダー、The JG's、WEST 87、Phal、WILLとしても活動。
SAM(サム)
本名:丸山 正温(まるやま まさはる、1962年1月13日 -、埼玉県岩槻市(現さいたま市岩槻区)出身)、ダンサー、MEGA-MIX出身。血液型B型。
ETSU(エツ)
本名:西岡 悦子(にしおか えつこ(旧姓:小出)、1964年8月11日 -、東京都出身)、ダンサー、MEGA-MIX出身。血液型O型。
YU-KI(ユーキ,2003年まではYŪKIの表記)
本名:北村 夕起[1](きたむら ゆうき、1966年12月19日 -、愛媛県伊予三島市(現四国中央市)出身)、メインヴォーカル担当。血液型O型。
CHIHARU(チハル)
本名:村木 千春(むらき ちはる、1967年2月28日 -、埼玉県出身)、ダンサー、MEGA-MIX出身。血液型O型。
来歴 [編集]
1992年- [編集]
1992年、結成。
1993年、小室哲哉のプロデュースによりtrfとしてシングル「GOING 2 DANCE/OPEN YOUR MIND」、アルバム『trf 〜THIS IS THE TRUTH〜』でデビュー。当初はメンバーが流動的で、小室哲哉が主宰するイベントとしての「TK Rave Factory」に複数のヴォーカリスト(北村夕起=YU-KI、スージー・キム=SUZI KIM)、DJ(高瀬浩一=DJ KOO、松本博之=Hiro Matsumoto)、ダンサー(MEGA-MIX、サンチェ)が参加しているという色彩が強く、匿名性の強いユニットだった。CDデビューにあたっては、ほぼ10人組となったが、1993年夏のavex rave '93を最後にYU-KI、DJ KOO、SAM、ETSU、CHIHARUの5人にメンバーが絞り込まれた。後の小室ブームのきっかけともなり、現在のavexの礎を築いた。
1994年〜1995年、シングル5作連続でミリオンセラーを記録。これにより、小室ブームが到来。『Overnight Sensation 〜時代はあなたに委ねてる〜』が第37回日本レコード大賞を受賞。YU-KIとDJ KOOはテレビ東京のドラマ「クリスマスキス〜イブに逢いましょう」にラジオDJ役で出演。映画「花より男子」で全員でtrf本人役として出演している。
1996年- [編集]
1996年のシングル『Hey! Ladies & Gentlemen』よりグループ名を大文字のTRFに改称。
1997年からはソロ活動が活発化。YU-KIはアニメ映画「エルマーの冒険」に声優として挑戦。オープニングテーマ『dragons' dance』もソロとして歌った。
1998年、一年間表立った活動が無かった後、小室哲哉プロデュースから離れ、1月1日にベストアルバム「WORKS」を発売し活動再開。「Unite! The Night!」が、TBSの長野オリンピックのテーマ曲になり、同局の中継にも出演。また、「JOY」が、テレビ朝日の土曜ワイド劇場のエンディングテーマに1998年10月から2000年3月まで使用された。
2000年- [編集]
2000年からは、新曲CDリリースは止まるものの、TRF自体の活動はソロやライブ活動で存続。CHIHARUが工藤静香、相川七瀬、浜崎あゆみの振り付け担当。SAMは、SMAP、V6、BoA、安室奈美恵の振り付けを担当。ETSUは、Burst drive Mixシリーズの、ジャケットのデザインを担当した。なお、2000年〜2005年の間のCD発売は、Burst drive Mixシリーズと『「だぁ!だぁ!だぁ!」SEBプレゼンツ BOY MEETS GIRL with TRF』のみで、新曲は2002年のオムニバスアルバム『song+nation』収録の「One Nation」のみであった。ライヴ活動として2002年〜2005年のa-nation、2004年・2005年のアクト・アゲインスト・エイズ(AAA)に出演している。
2006年- [編集]
2006年、1月18日に「TRF Re Vibe!!」プロジェクトが始動し、6年振りの新曲『Where to begin』、2月15日にはアルバム『Lif-e-Motions』を発売。8月11日にトーク番組「徹子の部屋」(テレビ朝日)に初出演する。8月30日にはブラック・ジャック21のエンディングテーマにもなっているシングル「Silence whispers」と同時にLIVE DVD「Lif-e-Motions TOUR 2006」を発売した。11月29日には小室哲哉が再び楽曲提供した、初期のヒット曲を彷彿とさせるノリの良いダンスナンバーの新曲「We are all BLOOMIN'」を発売。また、これに伴い同日にはデビューシングルから全24タイトルの8cmシングルを12cm廉価盤として、その他DVD廉価盤8タイトルを一挙に再発売。前日の11月28日にはTRFを全面的にフィーチャーしたパチンコ機『CR TRF』(サンセイR&D)も発表された(2007年1月より稼動)。
2007年、結成15周年記念として、2月7日に『TRF 15th Anniversary BEST -MEMORIES-』を発売。秋にはベストライブも開催され、この15周年を期に、TRFとしての本格的な活動を更に加速させている。
2009年、1月21日に新曲『Memorial Snow/CLOSURE』を発売。Memorial Snowは初期のシングル『寒い夜だから…』のアンサーソングである。2月11日には約3年ぶりのニューアルバムとなる『GRAVITY』を発売。DVD付属版には、DJ KOOによる過去の音源とPVを使用したNONSTOP MIXが収録されている。3月5日には旧譜のPC配信が一斉に解禁された。LIVE SDD2009ではプロジェクトリーダーを務めるなど、様々な方面で存在感を高めている。
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